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BBC ホームページのインタビュー記事 「Petruchio」 1

BBC ホームページのインタビュー記事 「Petruchio」 1_e0024124_11479.jpg
The Taming of The Shrewのホームページのインタビュー記事の訳です。


ペトルッキオ(ルーファス・シーウェル)

エキセントリックな一文無しの上流人士ペトルッキオのすることは、全て大胆で予測不可能だ。
ケイトに最初は金目当てで引き寄せられ、しかしすぐに彼女に恋をする。
彼らは二人とも常にマイペースで、落ち着いた生活にとどまろうとしない。しかし彼が結婚式で紳士としてはとんでもなく変わったことをしでかした時に、全てが変わる。

「じゃじゃ馬ならし」 は、物憂げなルックスで有名なこの俳優を、網タイツとミニスカート、キンキー・ブーツという大胆不敵な姿でわれわれに見せてくれる。

「友人たちは僕のことを、1987年当時とは全く変わってしまったというだろうね!」
現代に置き換えたこの喜劇でペトルッキオを演じる、37歳のスターは笑う。

「僕は厚化粧をして、つめの手入れをして、両性具有者みたいだったよ。アイ・ライナーは好きだね。大きな羽根でできたイヤリングもしたんだ。今までキンキー・ブーツやミニスカートなんかはいたことがなかったけど、似合わないこともないよ。ほんとさ。でも僕は身体が大きいし、ラグビー・チームにいたこともある。だからすぐにそういうものは脱いでしまったけどね」

芸歴ほぼ20年、ルーファスはサリー・ウェンライト演出のシェイクスピアの中でももっとも人気のある喜劇で、マノロ・ブラニク(奇抜な靴を作るデザイナー)のモデルのような役を演じ、自分の女性的な一面を再発見したことになる。

「とんでもなく面白かったし、おかしなことに開放されたように感じた」
彼は笑う。
「女装趣味の男というのは、だいたい自分のママのマネをしようとするだろう?自分の好みじゃなく。でも、僕はペトルッキオのやり方はなかなかいいアイデアだと思うよ。彼にしてみれば、女の格好をしたわけじゃないんだ。彼は ’自分の好きなものを着て何が悪い’ というつもりだったんだ」

ペトルッキオは、確かにレディなどではない。それどころか、彼はマナーなどというものを粉々に打ち砕く代表者なのだ。彼は称号は持っているが(カールベリーの第16代領主)、しかし金は持っていない。

そこで彼は鼻っ柱の強い国会議員ケイト・ミノーラ(シャーリー・ヘンダーソン)と出会うと、彼女を口説くことを決心したのだ。

「最初は恋じゃなくて金のためだったけれど、そのうちだんだんと違うものが芽生えてくる。これは本当は、二人の正反対の人物がお互いを馴らそうとする物語だ」
2年前に 「CharlesⅡ The power and The Passion」 でシャーリー・ヘンダーソンと共演してから彼女と固い友情を持つようになったルーファスは、再び彼女と共演するという話に飛びついた。
「ペトルッキオを演じるのは好きだよ。彼は大物で、面白いキャラクターだ。彼はとんでもないことをやらかして場にそぐわないことをするし、それは一種の開放感があって楽しいんだ」

ルーファスは「現代版シェイクスピア」とこのドラマのことを表現する。そして、このようにいう。
「ペトルッキオは時としてシェイクスピアの芝居に出てくる人物の典型として引用される。古いけれどもみずみずしさを保ったキャラクターの一人だよ」




今日はここまでに。約半分です。
続きはたぶん明後日になると思います。
カテゴリに Rufus Inbterview を新設、今までのインタビュー記事をそちらに移しました。
by mifuyusasa2 | 2005-11-30 11:04 | Rufus Interview
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