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Q&A : Rufus Sewell その6

インタビュー、さらに続けます。


「インタビュー・ウィズ・バンパイヤ」のことでもそういうプレッシャーがありましたね。憂鬱げな2枚目という、トム・クルーズの次の候補者だったんですよね。そのイメージはなくならないのでは?

どうかな。少なくとも、すぐに僕にやってくる話というのはそういうものだろうね。そういうのを望んだことはないんだけどね。(笑)でも一般的に僕が本当にやりたいと思っていることは闘って勝ち取らなければならないんだ。わかるかな。それでも僕はずっと長いことたたかわなければならないと思うし、やりたいと思っている役はオーディションを受けなくてはならないと思う。というのも、僕が本当にやりたいと思っている役は、今までやったことがないものだからね。それにもし今までやったことがないものをやりたいと思うなら、それは会計士だとか、今まで考えたこともないような人物のイメージを作り上げて、それに賭けなければいけないんだ。重要なのは、スタッフが望んでいるのが今まで見たこともない人物だとして、もしそれを僕が演じたことがあったら、それは僕としてはもうやりたくないんだ。だからどの瞬間でも常に、もしやりたいと熱望するような役があれば、僕は歯や爪で食らいついてでも戦って勝ち取るよ。


今は映画についての話ですよね。おそらく舞台という選択権を得たわけですよね。

どうかな。このくにでは僕はまだチェーホフやイプセンの作品のオファーを受けたことはないよ。やりたいと思っているんだけどね、一回もオファーを受けていないんだ。それはほんの一部だけどね。僕はやりたいことが山ほどあるんだ。


それから、映画のオファーをたくさん受けていると思いますが。

いくつも受けたよ。「じゃじゃ馬ならし」の現代版をやった。それは僕にとって、遊園地に行くみたいにとても楽しかったし、僕自身のパワーに近いものが遇ったんだ。でもみんなは心配そうだった。僕にコメディーができるかどうか、わからなかったんだ。僕はそういう考え方についての自分の苛立ちを抑え込もうとした。でも重要なのは何年か続いた自分の固定イメージwp振り払わなければならないというシチュエーションに、いつもい続けるということなんだ。ある意味、僕は賞賛としてそれを捉えるようにしている。もしその仕事を十分にやったなら、みんな僕がそれをできることを認めてくれて、そしてそれが本当にいいんだというふうにね。


確かに。「Cold Comfort Farm」から「ミドルマーチ」にかけては、ハンサムな青年というシナリオですね?

それが僕が模倣を続けようとして、そしてイメージを殺そうとしたものなんだ。うまくいかなかったけれどね。それが僕のイメージだったんだ。それから、しばらくの間は悪役になった。王様もやったよ。でもそれはよかったんだ。しばらくの間違うイメージを保てたからね。そして「トリスタンとイゾルデ」では、善玉役をやった。それでこう考えたんだ。「これからしばらくいいやつを演じるつもりか?」 それはけっこう難しい状況だったよ。そして 「The Illusionist」 で、エドワード・ノートンやポール・ジアマッティと共演した作品なんだけど、錯綜した不幸なタイプのキャラクターを演じた。オーストリア人なんだ。予告編の中では、怒鳴ってばかりいるよ。


ポール・ジアマッティと仕事をするのは楽しかったのではないですか?

ポールはいいね。彼と一緒にいて、すごく面白かったよ。あと、マイケル・アプテッド監督の映画で奴隷貿易は医師運動を描いた 「Amazing Grace」 もやった。イギリス映画で、ウィリアム・ウィルバーフォースとピットをヨアン・グリフィズとベネディクト・カンバーバッチが演じて、それからマイケル・ガンボン、アルバート・フィニー、ロモーラ・ギャレイが出演している。僕はトーマス・クラークソンを演じたんだ。最初の奴隷は意志運動家の一人で、最初の人権主義運動化の一人だ。ぶっきらぼうで、大きな男だったらしいから肉体的には全く違うね。それから 「The Holiday」 がある。アメリカ映画で、僕はちょっとだけ出演しているんだけど、くだらないヤツを演じたというだけじゃなく、自分の多才さを見せることができたということが言えると思うね。僕はロクデナシも演じられるんだよ。


もう少し話してください。

その映画の中ではロクデナシを演じているんだ。それだけ知っていてくれればいいよ。演じていてそんなにすごく楽しいというわけじゃなかったけれどね。僕はロサンゼルスではただのイギリス人のロクデナシで、僕はそれ以上の説明を自分にくわえようとしなかったんだ。でもジュード・ロウとケイト・ウィンスレットとジャック・ブラックとキャメロン・ディアスとエリ・ウォレスが出演しているんだよ。

すごいですね。

そういう華々しい共演者の間に身を置くというのは変わった体験だった。それで、すごく面白いヤツを演じたんだ。でも彼は完全に・・・(と話をやめて)いや、これで彼について語るのは十分だよ。やめておく。ただ、彼はロクデナシなんだ。



さて、ロクデナシのルーファスが見られる 「ホリデイ」、楽しみですね。
「The Illusionist」 も早く公開してほしいです。続きはまた次回。
by mifuyusasa2 | 2007-02-11 16:28 | Rufus Interview
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