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Men's Vogue の記事 その2

昨日はいっぱい記事と写真が出ていたのでそちらをアップしましたが、今日は
True Calling 
の続きです。



「僕はいつも興味の持てる、いろいろな種類の、独立したスタッフ(インディペンデント系)の仕事をやりたいと思ってきた」
と、彼は雨のポートベロ通りでお茶を飲みながら言った。
しかし彼のキャリアはおかしな方向に進んでいった。
「このところ数年」
と、シーウェルは続けた。
「インディペンデント系の仕事はまったく来ないんだ。もし仕事をしたければメジャーな映画でやらなければならない。だから、もし馬の上で戦おうと思えば、映画に出ることもできるんだ。そんなわけで、僕は失業中なんだ」

休日に楽しんで見るようなハリウッドの映画からコスプレものまで(彼がブレイクアウトしたウィル・ラディスロウ役の1994年のBBC製作「ミドルマーチ」を含む)、シーウェルはたぶん自分が望んだ以上の 「馬の上で戦う」 ような役を演じてきた。
しかし彼はまた、多様でヒットした舞台のキャリアをも積んできている。
1994年には、トム・ストッパード製作、トレバー・ナン監督のナショナル・シアターでの「アルカディア」のセプティマス・ホッジ役でオリヴィエ賞にノミネートされている。
しかしこの「Rock 'N' Roll」(ブロードウェイで11月に公開開始)では、ストッパードの視線は1968年のソヴィエト軍によるチェコ侵攻に向けられている。
プラハとケンブリッジの2箇所を22年にわたって、ノスタルジックで感動的な音楽で構成し、シーウェルが演じるチェコからの留学生が暗く不安な時期に英国にわたり、彼はスパイ行為の疑いを受けるが、結局のところ音楽と愛を得る、という物語である。

シーウェルの演技は(9ヶ月間のロンドン公演の結果、オリヴィエ賞を受賞)、驚くべきものだ。
それは鋭く、躍動的で、ゆがんでいて、そして胸を突く。
1967年生まれの男が、こんなにもある時代と人格について頭をめぐらし、われわれ自身の意識を急激に移行させることができるものなのだろうか。
「僕はちょっと頭がうつろなんだ」
と、彼は笑い出しながら言い、そして付け加えた。
「ディテールにあんまりこだわらない。そしてただ、(自分から)出てきたものにみんなが打たれるのに任せているだけなんだ。それはストッパードを見たり読んだりするときの利点にもなると思う。スピードと愛と機知とのピンポン・ゲームだ。観客たちは理解のレベルに差がある状態でこの舞台を見に来て、それでも多くを得て帰るんだよ」



映画では失業中なので、舞台に出ている・・・?
でも、今のルーファスはこの舞台に全力を注いでいるという気がします。
映画に出ている暇があんまりないんじゃないのかなあ。
海外ファンとしては、それはちょっとさびしいですね。

次回で終わります。
by mifuyusasa2 | 2007-11-07 16:14 | Rufus Interview
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