微熱がぐずぐずと長引いて、寝たり起きたりです。
昨日もお布団の中に持ち込んだDVDプレイヤーで
Carrington
の鑑賞をしました。
感想を先に。
レビューは画像加工をしてからにします。
カンヌ招待作品だったそうで、ジョナサン・プライスが主演男優賞を獲得しています。
ドーラ・キャリントン役のエマ・トンプソンもすごい・・・。
実在した女流画家ドーラ・キャリントン(1893-1932)の半生を描いたもの。
非常に重たい、こみいった人間関係を扱った映画で、これはフィクションではありえない。と思ったらやっぱり実話でした。
で、実人生のほうがもっとこみいっていました。
宮本百合子と湯浅芳子の関係に、岡本かの子の生涯と谷崎潤一郎の恋愛をくわえ、フリーダ・カーロの重さで仕上げをした・・・。
ヴァージニア・ウルフにも似ている。
と思ったのですが、ヴァージニア・ウルフとは同時代人で人間関係も重なっていました。
ルーファスは最初の頃の主要人物の一人。
そして、ラストに1シーンだけ登場します。
ルーファスの演じたマーク・ガートラーも実在のユダヤ系イギリス人の肖像画家です。
ドーラ・キャリントンの自画像(デッサン)。
エマ・トンプソン。
似ている。(髪型のせい?)
キャリントンの作品をいくつか。