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「キャリントン」 Carrington 1995年

1915年。
ドーラという名を嫌い、ファミリー・ネームでしか呼ばせない若手女流画家のキャリントン(エマ・トンプソン)。
彼女は画家の恋人マーク・ガートラー(ルーファス・シーウェル)とも友人である同性愛者の作家リットン・ストレッチー(ジョナサン・プライス)を愛するようになり、やがて同居、マークとは破局を迎える。
リットンは医学的にも女性と付き合うことはできないといい、キャリントンは彼とのプラトニックな愛の生活を選ぶが性的には満足できない。
レイフ・パートリッジ(スティーブン・ウォディントン)との結婚、3人での同居、レイフの友人ジェラルド・ブレナン(サミュエル・ウエスト)との情事。
リットンは著書の印税で大きな館を購入、キャリントンと夫のレイフ、その愛人、リットン自身とその恋人の青年の、奇妙な同居生活が続く。
新たな情事の相手ビーカス(ジェレミー・ノーザム)の子を身ごもるキャリントンだが、堕胎。
彼女はリットンに、
「あなたの子供しか欲しくない」
と言うのだった。
1932年、リットンは癌に倒れ、意識のない中で
「キャリントンを愛していた。彼女と結婚したかった」
とつぶやく。
それを聞いたキャリントンは自殺を図るがレイフに助けられ、しかしリットンの死後、身辺を整理したのちに猟銃を胸にあてがう・・・。

要約してもこれだけややこしい人間関係です。
実際はもっとたくさんの男女が入り乱れた、もっと大変な恋愛図だったようです。

ともあれ、ルーファス。
20代前半のキャリントンの恋人として登場。マークのほうが年下です。
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キャリントンはこの頃はオトコにさわられるのが好きではなかったらしい。
気まずいです。
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ルーファス、じゃなかったマークはリットンに相談したりします。
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画家としてリスペクトして欲しい、といったりする。
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池で泳ぐマーク。
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スケッチするマーク。これはステキな構図でした。
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キャリントンのリットンへの気持ちを知り、彼と一緒に住むならもう2度と会わない。という場面。
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でも、パーティーに乗り込んで行ったりする。泣いてます。かわいそうだ。。。
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そしてマークはキャリントンの人生から退場します。
が、10年以上ものち。
マークにキャリントンから結婚祝いが届けられる。
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「たった2年遅れね」
と、妻が言うんですが。ヤな奴らだなーイギリス人って。と思いました。
しかしマークは不安そうです。
「おかしい」 という。
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実在のマーク・ガートラーは、1939年に製作への行き詰まりなどから自殺を遂げています。
享年、44歳。

ジョナサン・プライスもサミュエル・ウエストも好きな俳優さんですが・・・。
とにかくやるせない映画でした。
少し時間を置いてから、もう一度またじっくり見てみたいです。
by mifuyusasa2 | 2006-02-20 18:37 | Films1995~
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