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Prince of a Guy その1

インタビュー記事の訳、ずいぶん前後してしまいましたが。
おまけにもう一ヶ月以上も前のものですが。
2回か3回に分けて訳そうと思います。

8月16日付の Backstage.com の Prince of a Guy という記事。


ルーファス・シーウェルは、自分が悪役が得意だとなぜみんなに思われているのかわからない。
この印象的な英国俳優は、舞台やスクリーンで、シェイクスピアからストッパードにいたるまで、幅広い役柄を演じてきた。
それでもおそらくアメリカの観客には、「ブレス・ザ・チャイルド」 や 「レジェンド・オブ・ゾロ」 での一連の悪役としてよく知られている。
理由としては彼の情熱的で物憂げな美貌が上げられる。(彼は恐ろしい顔つきをすることも習得している。)あるいは、せりふを細かく刻み、相手を切り捨てるようなパワフルな声も。
その二つにより、騎士の馬上槍試合を描いた2001年の 「ロック・ユー!」 でシーウェルは悪辣なアダマー伯爵として優雅な演技を見せた。その映画が公開されると同時に、彼はあまたの悪役として認識されることになった。
「僕はあの映画の中で悪役を演じるのは嬉しかった。でもそれが僕のできる全てだとみんなが思うようになって、そんなこともいっていられなくなった」
と彼は思い起こす。
「脚本を開くと、まず 馬上の黒い姿がある。 という記述があるページが飛び込んで来るんだ。そしてすぐに、それが僕のことだとわかる」

しかし、「ロック・ユー!」 で卑賤のライバルに恋人を奪われた役の後であるにせよ、シーウェルは 「The Illusionist」 のキャストに名を連ねる機会を拒否することはできなかった。
この魅惑的な、ニール・バーガー監督・脚本の新作の歴史物語で、シーウェルは・・・貧しいライバルに恋人を奪われる・・・。
今回の作品では、問題のライバルは19世紀のオーストリア人の魔術師で(エドワード・ノートンによって演じられる)、彼は強力な幻想と皇太子の婚約者(ジェシカ・ビール)へ与える強い影響力でシーウェルの皇太子を怒りに追い込む。
シーウェルは、このロマンスとミステリーが途切れなく混在している脚本を読むとすぐに強くひきつけられた。
「初めて読んだ時に、考えたよ」

ああ、連中はまた僕を悪役にしようとしている。でもアール警部の役をもらえないかどうか、説得してみよう。
「僕はそれがとてもいい役だと思った。でももう決まっていたんだ。はっきりとね。ポール・ジアマッティとかいう奴さ」
と、シーウェルは笑いながら語る。
「だから僕は、しぶしぶ皇太子のせりふの部分を読んで、それでそれまで思っていたよりもずっと面白そうな役だということに気づいたんだ。僕はいつもいつも悪役を送りつけられてくるものだから、いくらか偏見を抱いていたんだと思う。でも、はるかに複雑な役だということがわかった。ほとんど悲劇的なほどにね」




続く。
ルーファス、やっぱり気に入って自分から悪役に取り組んだんですね。よかった~。




これからまた病院です。
昨日も病院でした。今日は別口。行ってきます。


追記:
雨の中の帰宅となり、どうも風邪をこじらせたようです。
やれやれ・・・。
by mifuyusasa2 | 2006-09-26 09:24 | Rufus Interview
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